2015年6月14日日曜日

豌豆豆

○豌豆豆(えんどうまめ)

 マメ科の一、二年草であるエンドウの種子を乾燥させた製品。エンドウには、未熟なさやをサヤエンドウとして食べる品種もあるが、種子を乾物に加工する場合は乾燥実子用の品種を使用する。

【生 態】

 原産地が中近東地域で、冬に雨が多い地中海性気候であったことから、秋に種をまき、翌春に収穫される。夏は成長期ではない冬の寒さが厳しい東北地方や北海道では春まきして、初夏に収穫する。連作障害をおこしやすく、酸性土壌にも弱い。

【主な種類】

●青えんどう

 缶詰や煎り豆などの豆菓子。甘煮のうぐいす餡などに利用される。生のまま、あるいはゆでた上体で流通する場合はグリーンピースの名で呼ばれている。

●赤えんどう

 塩ゆでしたものがおつまみとして人気があったが、現在ではみつまめなどに使われるが需要はわずかである。

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