2015年7月8日水曜日

薩摩芋澱粉

○薩摩芋澱粉(さつまいもでんぷん)

 サツマイモの栽培が広まった1836年(天保7)に、サツマイモの栽培の発祥の地でもある下総(千葉県)で澱粉の製造が始まったといわれている。そののち、九州などで生産が盛んになり、輸出もされるようになった。しかし現在日本における生産量は澱粉の全供給の2%にも満たない。

 過熱すると麦芽糖を形成するため、80%が水飴などに加工され、糖化原料として利用されている。また、春雨や韓国冷麺に練りこまれることもある。

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